テニスの点数はなぜ15・30・40?数え方の謎と2026最新ルール

テニスの点数はなぜ15・30・40?数え方の謎と2026最新ルール

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最も多くの人が疑問を抱く「なぜ15、30の次が45ではなく40なのか」という点には、主に2つの有力な歴史的ルーツが存在します。

1つ目は、最も広く知られている「時計盤(クロック)説」です。テニスの原型となった16〜17世紀のフランス宮廷遊戯「ジュ・ド・ポーム(手のひらのゲーム)」では、得点板の代わりに文字盤のある時計を使っていました。1ゲームを60分(時計の1周)に見立て、1点入るごとに針を15分、30分、45分と進めていたと伝えられています。60分に到達すると1ゲーム獲得となります。

では、なぜ「45」が「40」に変化したのでしょうか。これには審判のコールに関わる実用的な理由があります。審判がフランス語や英語でスコアを読み上げる際、「Forty-five(フォーティファイブ)」は文字数が多く発音しにくかったため、審判が短縮して「Forty(フォーティ)」と呼ぶようになったという説が極めて有力です。また、後述する「デュース」の際に針を50分、55分と小刻みに進めて60分で決着させるための調整用として40分にとどめたという記録も残されています。

2つ目は「歩幅(フィート)説」です。ジュ・ド・ポームのコートで行われていた賭け試合において、得点した選手はネットに向かって前進できる権利が与えられていました。1点目で15フィート、2点目でさらに15フィート前進(計30フィート)、3点目で10フィート前進(計40フィート)して相手にプレッシャーをかけたという歴史的背景です。最後の移動が10フィートにとどまったのは、ネットに近づきすぎてプレーの邪魔にならないようにするためでした。

田中 結衣
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田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。