1980年代から芸能界のトップランナーとして走り続けてきた二人の底力は、時代の変化を察知し、それを己の血肉に変える柔軟性にある。とんねるずとしてバラエティの概念を覆した石橋と、トレンディドラマのアイコンとして一時代を築いた鈴木。過酷な現場で揉まれてきた二人だからこそ共有できる、表現に対するストイックな価値観があったはずだ。
別々の道を歩み始めた今も、そのクリエイティビティが衰える兆しはどこにもない。むしろ、互いの活躍を遠目に見守りながら刺激を受け合うかのように、それぞれのフィールドで表現を深め続けている。