遊具の撤去と並んで問題視されているのが、過度とも思える利用ルールの厳格化です。「球技禁止」「大声禁止」「夜間立ち入り禁止」といった禁止事項が積み重なり、ネット上では「子どもが自由に息もできない公園」として炎上する事態も頻発しています。
ネットの反応を見てみると、「近隣に住む高齢者の静かに暮らす権利も守られるべきだ」「フェンス越えで車にボールが当たった経験がある」という理解を示す声がある一方、「子どもの遊び場を大人が奪い、インドア化や体力低下を加速させている」「少子化を叫びながら子どもの声すら許容しない社会はおかしい」といった批判的な意見が鋭く対立しています。
背景にあるのは、住宅地と公園の距離の近さです。小規模な公園ほど周囲の民家と隣接しており、金属バットの打球音や子どもの歓声がダイレクトに生活空間へ届きます。テレワークの普及により日中を自宅で過ごす住人が増えたことも、騒音苦情の増加に拍車をかけました。自治体側も住民同士の深刻なトラブルやクレームを避けるため、結果的に「禁止看板を立てる」という最も低コストな防衛策に頼らざるを得ないのが実情です。