作品タイトルの由来であり、物語すべての発端となったのが、屋上で目撃された「いちご柄のパンツ」です。このいちごパンツの由来は、主人公・真中が夕暮れの学校の屋上で偶然見かけた「いちご柄のショーツを穿いた美少女」を探すという、ミステリー要素を含んだ導入部にあります。
このワンカットが真中の脳裏に焼き付き、映画監督という夢やヒロインたちとの運命的な交錯へと発展していきました。キャッチーでありながら少女の無垢さと性的な魅力を象徴するアイテムとして、物語全体を象徴する最高のアイコンとなったのです。
お色気描写を単なる読者サービスにとどめず、ストーリーを推進する重要なキーアイテムとして機能させたプロット構成の巧みさは、今改めて読み返しても舌を巻く完成度です。