伊礼彼方の真骨頂といえば、日本ミュージカル界の金字塔と呼ばれる名作舞台での怪演・名演の数々です。
『エリザベート』では、物語の狂言回しとなるルイジ・ルキーニ役を熱演。冷徹さと狂気、観客を物語へ引きずり込む客席巻き込み型の芝居で客席を熱狂させました。また、『レ・ミゼラブル』では法と正義に生きるジャベール警部役に抜擢され、重厚なバリトンボイスと苦悩を滲ませる人間味豊かなアプローチで批評家からも絶賛を浴びました。
さらに、大ヒットを記録した『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』では、サティーンを手に入れようと執着するモンロス公爵役を担当。冷徹な貴族の傲慢さと圧倒的な支配力を完璧に演じ分け、作品に不可欠なスパイスとして強烈な爪痕を残しました。