コースに足を踏み入れたゴルファーが口を揃えるのが、「景観の美しさと裏腹にある圧倒的なプレッシャー」です。設計者ピート・ダイの代名詞ともいえる視覚的トラップが18ホール全域に張り巡らされています。
フェアウェイは一見フラットに見えながらも細かなアンジュレーションが施されており、平坦なライから打てる場面は限られます。名物の枕木(レイルロード・タイ)で縁取られたバンカーや、深く切り立ったポットバンカー、要所に絡む池やクリークが、ショットの正確性をシビアに要求します。特にグリーン周りは砲台形状やポテトチップ状の激しいうねりを備えており、ターゲットを外した際のアプローチ難易度は関東屈指のレベルです。
コースレートはバックティ(フルバック)で72を優に超え、上級者であってもマネジメントを誤れば簡単に「大叩き」を喫します。ティショットでは単に飛距離を出すことよりも、セカンドショットでハザードを回避できる角度へボールを置くクレバーなコース攻略が不可欠です。ティグラウンドはレギュラーティやフロントティも適切に整備されているため、自身のヘッドスピードやスキルに合わせたティ選択を行えば、アベレージゴルファーでもピート・ダイの造形美を存分に堪能できます。