なんJとワンピースを語る上で外せないのが、独自のユーモアから生まれた数々のミームやネタスレ文化です。作中の名シーンを引用したコピペや、キャラクターの台詞を改変した言い回しは、掲示板の枠を飛び出してネットスラングとして広く定着しました。
「ドンッ!」という象徴的な効果音への愛あるイジりや、緊迫した場面での独特な台詞回し、さらには実際の本編には存在しない改変セリフ(「お前もう船降りろ」など)が定着してしまう現象は、読者が作品をいかに隅々まで読み込んでいるかの裏返しでもあります。
毎週の連載を追う読者たちは、時にツッコミを入れ、時にネタとして昇華しながらも、四半世紀以上にわたって高いクオリティで物語を紡ぎ続ける尾田栄一郎氏の圧倒的な仕事量と情熱に対して深い敬意を抱いています。辛辣な書き込みの裏側に隠された熱いリスペクトこそが、コミュニティの活気を支える原動力です。