海外、特にアメリカの大学における「Emeritus Professor」は、引退後も精力的に外部資金を獲得し、研究室を維持して後進を育てるアクティブな存在であることが珍しくない。つまり、実力主義の延長線上にある称号なのだ。
対して日本のシステムは、定年退職を迎えた教授に対する「永年勤続表彰」の色合いが極めて濃い。研究業績の有無にかかわらず、一定の年数を勤め上げれば自動的に推薦される慣例が残る大学も多い。この「横並びの優しさ」が、結果として国際競争力を低下させる一因になっているのではないか。
海外、特にアメリカの大学における「Emeritus Professor」は、引退後も精力的に外部資金を獲得し、研究室を維持して後進を育てるアクティブな存在であることが珍しくない。つまり、実力主義の延長線上にある称号なのだ。
対して日本のシステムは、定年退職を迎えた教授に対する「永年勤続表彰」の色合いが極めて濃い。研究業績の有無にかかわらず、一定の年数を勤め上げれば自動的に推薦される慣例が残る大学も多い。この「横並びの優しさ」が、結果として国際競争力を低下させる一因になっているのではないか。