東京都心が進める都市更新の波が、ついに千代田区と新宿区の境に位置する要衝へと波及した。「市ヶ谷駅前地区市街地再開発事業」と呼ばれるこのプロジェクトは、老朽化した複合ビル群を統合し、高度な都市機能と防犯・防災機能を兼ね備えた新ランドマークを建設する一大計画である。小池百合子東京都知事が推進する都市の防災性向上と持続可能なまちづくりの方針とも合致し、着実に整備が進められている。
現場では、JRの路線を管理する東日本旅客鉄道株式会社と、地下鉄網を担う東京地下鉄株式会社が連携し、双方の改札口を結ぶ新たな地上・地下連絡通路の整備が進む。都市開発・不動産業界の専門家は「これまで改札外の歩道に溢れ出ていた乗り換え客の流れが大幅に整理され、回遊性と安全性が格段に向上する」と大きな期待を寄せる。