本格的な手打ち蕎麦は難しい。しかし市販の乾麺でも、坂東太郎の雰囲気は再現できる。
出汁の取り方
基本は鰹節と昆布。水1リットルに対し、昆布10グラム、鰹節20グラムが目安だ。昆布は30分以上水に浸けておく。弱火で沸騰直前まで加熱し、昆布を取り出す。沸騰したら火を止め、鰹節を投入。3分待ってから濾す。
濃いめの出汁を好むなら、鰹節を30グラムに増やす。薄口が好みなら20グラムで十分だ。
具材の選び方
シンプルが基本。ネギ、油揚げ、かまぼこ。これだけで十分だ。しかし一工夫加えるなら、利根川のシジミを模して、アサリを出汁に加えてみるのも良い。アサリの旨味が加わり、独特の風味になる。
食べるタイミング
大晦日の午後11時前後。紅白歌合戦を見ながら、あるいは除夜の鐘を聞きながら食べる。これが坂東太郎流だ。年をまたいでから食べる地域もあるが、流域では「年内に食べ終える」ことを重視する家庭が多い。