小栗旬と蜷川幸雄の師弟関係|灰皿伝説と弔辞に秘めた魂の継承

小栗旬と蜷川幸雄の師弟関係|灰皿伝説と弔辞に秘めた魂の継承

小栗旬と蜷川幸雄の師弟関係|灰皿伝説と弔辞に秘めた魂の継承を詳しくリサーチ! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。

蜷川幸雄を語る上で欠かせないもう一人の申し子が、15歳で蜷川に見出された藤原竜也です。小栗旬にとって藤原竜也は、同世代のトップランナーであり、蜷川組の筆頭弟子として常に背中を追い続ける存在でした。

2003年の『ハムレット』では、主役として舞台中央に君臨する藤原竜也に対し、小栗旬は出番の限られたフォーティンブラス役でした。舞台袖から藤原の圧倒的な演技を見つめながら、小栗旬は「いつか同じ舞台で対等に渡り合いたい」という強烈なライバル心を燃やしていたと明かしています。

その念願が最高潮の形で実現したのが、2009年の舞台『ムサシ』(井上ひさし作、蜷川幸雄演出)です。藤原竜也演じる宮本武蔵と、小栗旬演じる佐々木小次郎による魂の激突は、国内のみならずロンドンやニューヨーク公演でもスタンディングオベーションを巻き起こしました。互いに「あいつには絶対に負けたくない」という剥き出しのリスペクトをぶつけ合い、蜷川演出の極致を世界に知らしめた名舞台となりました。

佐藤 大輔
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佐藤 大輔

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