自然豊かな於大公園は、季節ごとにまったく異なる表情を見せてくれます。なかでも年間で最も華やぐのが春の桜シーズン(3月下旬~4月上旬)です。園内各所および周辺の於大のみちに約400本のソメイヨシノやしだれ桜、八重桜が植樹されており、開花状況が進むにつれて池の水面に映り込む桜並木が見事なコントラストを描き出します。
桜の見頃と重なる毎年4月中旬には、東浦町最大の春の祭典「於大まつり」が開催されます。於大の方の遺徳を偲び、華やかな着物に身を包んだ「於大行列」や甲冑をまとった武者行列が公園周辺を練り歩き、特設ステージや飲食ブースで町全体がお祭りムード一色に染まります。
春が過ぎ去った5月下旬から6月中旬にかけては、「水生植物園」が主役に躍り出ます。美しく整備された池沿いにハナショウブやカキツバタ、水面に浮かぶ睡蓮が見頃を迎え、木道デッキを歩きながらしっとりとした初夏の風情を堪能できます。隣接する「薬草園」では、約100種に及ぶ薬用植物やハーブの観察散策が楽しめ、植物愛好家にとっても外せない鑑賞ルートとなっています。