多くの現場で混同されがちな「モデレーター」「司会(MC)」「ファシリテーター」ですが、それぞれの役割が目指すゴールとアプローチは明確に異なります。英語の「Moderate(穏健にする・節度を持たせる)」が語源であるモデレーターは、参加者同士の意見が偏ったり、議論が極端にヒートアップしたりするのを防ぐ「調停者・調整役」としての機能を担います。
3者の違いを現場の視点から整理すると、以下の構造が浮き彫りになります。
司会は「時間通りに式次第を進めるタイムキーパー」、ファシリテーターは「チームのアイデアを引き出して結論へ導く案内人」、そしてモデレーターは「異なる主張を戦わせる場を整え、暴走や沈黙を未然に防ぐバランサー」と定義できます。