2026年に入り、サイバーセキュリティアナリストや国際調査機関が発表した流出データは、事態の深刻さを改めて浮き彫りにした。北朝鮮のクラウドサーバーから流出した作業ファイルの中に、欧米の未公開アニメや日本のキャラクターに関連するレイアウトデータが含まれていたのだ。これにより、国際制裁下でも知的財産権侵害をともなう下請け作業が潜行していた実態が明白となった。
法的な裏付けのないままキャラクター製品を製造・販売し、デジタル作画の受託で不正な報酬を得る構造は、国際的な著作権保護枠組みを根底から揺るがしている。サンリオをはじめとする世界的なIPホルダーにとって、法的手及が及ばない北朝鮮国内での違法コピー問題は、頭の痛い課題であり続けている。