「ピン 留め と は」を理解する近道は、種類を押さえることだ。現場でよく見かけるのは、次のような系統である。分類はメーカーや用途によって細かく変わるが、考え方の軸は共通している。
まず挙げたいのが、単純な“はめ込みピン”の考え方だ。穴の中にピンを入れて、軸方向や径方向で位置を保つ。次に、抜け止めの仕組みを付けた“保持付きピン”がある。割りピンのように、端部を広げたり、トルクや振動に耐える形にしたりして、意図せぬ離脱を防ぐ。
さらに、用途によっては“位置決め専用”のピンも使われる。これは力で押さえつけるというより、組み付け時の位置を高精度に合わせるための役割が中心だ。プレス金型や治具の世界で特に重要になることが多い。