SDGsの概念が日常に浸透した今、家庭から出るゴミを魅力的なアートへと生まれ変わらせる「アップサイクル」の視点は、大人の創作意欲をも刺激している。かつて「貧乏くさい」と見なされることもあった廃材利用が、今では洗練されたクラフト文化として定着した。
こうしたムードの中で脚光を浴びるのが廃材リサイクルアートだ。海外の工芸作家や国内のクリエイターが手掛ける紙管彫刻は、美術館やギャラリーに展示されるほどのクオリティに達している。
この波及効果はDIY・ハンドメイド業界にも広く及んでおり、廃棄予定の素材をアートパーツとして再活用する市販キットや、大人向けの上級クラフト講座など、新しい市場が次々と生まれている。