スタジオ ラボの内部は、用途に応じて緻密に計算された複数のエリアで構成されている。単なる「壁で区切られた部屋」ではない。
爆音と静寂を両立させるAstとBstの音響設計
メインとなるAstは広さ20帖を誇る。空間容積が大きいだけでなく、重低音のエネルギーを吸収・分散する音響処理が施されている。和太鼓のグループワークや大人数でのアンサンブルリハーサルを行っても、室内で音が飽和して耳を痛めることがない。明瞭な音像が保たれるのだ。
一方、10帖のBstは個人練習や少人数でのセッションに特化している。無駄な響きを抑えたデッドな音響特性は、自身のピッチやリズムのズレを正確に把握するのに最適だ。集中力を高める環境が整っている。
時代を先取りするVR・AR・ライブ配信設備
スタジオ ラボの野心は、従来の音楽スタジオの域にとどまらない。最新のVR(仮想現実)やAR(拡張現実)コンテンツの撮影、超低遅延での高品質ライブ配信に対応するインフラを構築している。グリーンバックを用いた映像合成や、複数カメラによるリアルタイム切り替え配信など、視覚と聴覚を融合させた試みが日常的に行われている。