選抜大会最大の魅力であり、同時に選手たちを苦しめる要素が「インドア(室内)」という環境です。ソフトテニスは本来、屋外で行われることが多く、風や太陽光、天候の変化が打球に大きな影響を与えます。しかし、室内コートには風が存在しません。
風の影響を受けない空間では、ボールが素直な軌道を描きます。それは一見、打ちやすいように思えますが、誤魔化しが一切効かないことを意味します。純粋なフォームの正確さ、カットサーブの回転量、足の運びの速さがダイレクトに結果へと結びつきます。
さらに、屋内の独特な打球音や大観衆の手拍子は、広い館内に予想以上の圧力となって響き渡ります。プレッシャーに押し潰されるのか、あるいはそれを力に変えるのか。インドアコートには、メンタル面の強靭さが如実に映し出されます。