食生活の現場はさらにシビアだ。デパ地下や高級スーパーには、1パック3,000円の厳選ブランドイチゴが並ぶ。そのすぐ隣のディスカウントストアでは、賞味期限間近の食材が数十円で投げ売りされている。消費者は、普段の食事は極限まで節約し、週末の特別なディナーには惜しみなく投資する「メリハリ消費」を徹底せざるを得ない。結果として、かつて日本の食を支えた「手頃でそこそこ美味しい」ファミリーレストランや定食チェーンが、最も苦しい戦いを強いられている。
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