「かむながらのみち(惟神の道)」は、日本の伝統的な神道精神をベースに据え、自己の内省や調和を重んじる宗教法人である。日常生活における心のあり方や、自然との共生を説くその姿勢は、一見すると極めて静かで穏やかなものだ。修行や教えを通じて、自己の精神性を高めることを目的としている。
新興の精神運動や宗教団体が数多く存在する日本において、この団体が特に注目を集めるのは、その教理が持つ「自己救済」の側面が強いからだと言われている。他者との比較に疲れ果てた現代人にとって、己の内面を見つめ直す時間は、一種のシェルターのような役割を果たしているのかもしれない。