飲食関係にとどまらず、近年大阪で急速に支持を広げているのが大阪の銭湯やサウナでの選挙割です。「下町情緒を残す街の銭湯」から「都市型スパリゾート」まで、温浴施設が投票行動を後押しするユニークな連携が見られます。
大阪府公衆浴場組合加盟の登録銭湯やベイエリアの温浴施設では、「投票済証の提示でサウナ料金が無料」「オリジナルのMOKUタオルをプレゼント」「レンタルバスタオル無料」といった施策が投開票日を挟む数週間にわたって展開されます。大阪市北区のサウナ施設運営者は次のように証言します。「社会参加という真面目な行動のあとに、水風呂で“ととのう”心地よさを味わってほしい。SNSで発信したところ、期日前投票を済ませて午前中から来館される20代から30代の若年層が前年比で約1.4倍に増えました」。
さらに、映画館やボウリング場、ミニシアターなどのエンターテインメント施設、コワーキングスペースの利用料半額など、カルチャー拠点へもその輪は波及しており、「選挙の日は街に出て楽しむ日」というポジティブなライフスタイルが定着しつつあります。