タイタンといえば爆笑問題のイメージが強いが、現在の所属ラインナップを見渡せばその印象は一変する。M-1王者となったウエストランドをはじめとする若手お笑い芸人はもちろん、弁護士、ジャーナリスト、作家、果てはデジタル空間で活動する新世代のクリエイターまで、極めて多層的な人間模様が広がっている。
彼女のスカウト眼と育成方針には一貫した美学がある。「型にはまらない、少し歪なくらいの個性」を愛することだ。テレビのバラエティ番組に出演させることだけをゴールとせず、出版、ラジオ、単独ライブ、オンライン配信など、それぞれの個性が最も輝く媒体を柔軟にアサインする。結果としてタイタンは、一過性のブームに左右されない強固な事業基盤を手に入れることとなった。