SNS上では定期的に「ダイソーのフィギュアスタンドが棚から消えた」「ついに廃番になったのではないか」という悲鳴が上がることがある。ホビーファンにとって死活問題とも言えるこのニュースの背景を追った。
結論から言えば、完全な廃番・生産終了という噂は誤りだ。品薄が発生した背景には、主に以下の2つの構造的要因が存在していた。
第一に、テレビ番組や人気インフルエンサーによる紹介を契機とした瞬間的な需要の急増だ。ホビー層だけでなく、アニメファンやアイドルファンによる「推しのアクスタ飾り」用途として需要が一気に拡大し、店舗の供給キャパシティを一時的にオーバーした。
第二に、メーカー側の金型改修およびパッケージのリニューアルだ。ジョイントの嵌合(かんごう)精度を高めるための仕様変更やバーコード統合に伴い、一時的に旧仕様の発注が停止した期間が存在した。これが現場での「発注不可=廃番」という誤解を生む原因となった。現在は新パッケージ版が順次流通している。