夏休みの課題や各種コンクールにおける読書感想文原稿用紙枚数の指定には、「3枚以上4枚以内」や「5枚ちょうど」といった独特のレギュレーションが見られます。ここでも前述のマス目計算がダイレクトに影響します。
たとえば「3枚以内」とある場合、2枚と数行程度で終わらせてしまうと「分量不足」と評価されるケースが大半です。規定枚数が複数枚にわたる提出物では、最終枚数の半分以上(できれば7〜8割以上)まで書き進めるのが暗黙の了解となっています。3枚以内であれば、3枚目の15行目あたりまで埋めるのが理想的な着地点です。
また、題名や氏名の書き方によっても本文に使えるマス目の数が変動します。一般的に、1行目に題名(上を2〜3マス空ける)、2行目に氏名(下を1〜2マス空ける)、そして3行目から本文を開始します。これだけで本文開始までに40〜60マス近くを消費することになるため、本文そのもののボリュームを計算する際は、このタイトル部分の行数もしっかり差し引いて設計することが肝要です。