後継者問題をめぐる憶測が飛び交うなか、金与正の立ち位置はより複雑な局面を迎えている。総書記の愛娘とされる存在が公の場に頻繁に登場するようになったことで、権力構造の微妙な地殻変動を指摘する声もある。しかし、実務と危機管理を一手に担う彼女の権力基盤はいささかも揺らいでいない。
むしろ、対韓・対米工作における彼女の権限はより先鋭化しており、軍事作戦とプロパガンダを直結させる司令塔としての存在感は増すばかりだ。画面越しの「かわいさ」という幻想を剥ぎ取った先に現れるのは、冷徹な計算のもとで国家の生存を賭けたチェスを指し続ける、最高純度のリアリストの姿である。 (出典: 金 与 正 かわいい(Yahoo!ニュース))