目黒川沿いの桜並木に面したメインストリートが華やかな一方で、真のファッションフリークたちが足繁く通うのは、駅から少し離れた住宅街の奥深くです。
中目黒路地裏隠れ家ショップ現在の状況を取材すると、築40年以上の木造アパートの2階や、看板すら掲げていない半地下のスペースで営業を続ける実力店が点在していることがわかります。家賃が高騰する駅前をあえて避け、固定費を抑えることで、よりエッジの効いた尖った仕入れを実現している店舗です。
ただし、こうした路地裏店舗を訪れる際には、初心者が陥りがちな「心理的ハードル」という盲点が存在します。
「路地裏のショップは一見お断りのようなオーラを放っている店もありますが、実は店主が一人で切り盛りしているケースが多く、入ってみると服への愛情に溢れた気さくな対応をしてくれるところが大半です。逆に言えば、冷やかしや写真撮影目的の入店は歓迎されない傾向にあるため、服をじっくり見たいという敬意を持った態度が求められます」
中目黒のショッピングでは、大通りの開放的なショップと、路地裏の求道的なセレクトショップの性格の差を理解しておくことが、ストレスのない買い物を楽しむ秘訣と言えます。