部員たちを引きつけるのは、勝利への欲求だけではない。ここで育まれる人間関係の深さこそが、熊本大学ラグビー部の真価と言えるだろう。
厳しい練習をともに乗り越えた仲間たちは、一生の財産となる。武夫原での汗まみれの日常を離れれば、普通の大学生としての顔がのぞく。テスト期間中の勉強会、グラウンド近くの定食屋での大盛りごはん、休日を利用した熊本の温泉地へのドライブ。オンとオフの切り替えが徹底されている。
「ラグビーは一人では絶対にできないスポーツ。自分が体を張らなければ仲間が倒れる。ここで学んだ信頼の重さは、将来社会に出ても変わらない僕たちの軸になります。」