東京学生柔道連盟には、東海大学、国士舘大学、明治大学、日本大学といった全国トップクラスの巨大勢力がひしめく。この群雄割拠の環境下で、大正大学柔道部は独自の存在感を築いてきた。
部員数は決して誇大ではない。だが、だからこそ一丸となる強い結束力が生まれる。個々の個性を活かした組手と緻密な試合運びに磨きをかけ、格上の大学に一矢報いる試合を展開してきた。長年の積み重ねが実を結び、平成28年度には「全日本学生柔道体重別団体優勝大会」への出場権を獲得。全国の強豪と渡り合う実力を証明してみせた。
勝利だけが目的ではない。敗北から何を学ぶか。その姿勢こそが、大正大学柔道部の真骨頂といえる。