彼女の「脇汗事件」以降、日本のメディアや広告業界のトーンにも変化が見られるようになった。制汗剤のCMひとつとっても、かつての「汗をかくことは悪」という脅迫的なメッセージから、「汗をかいても自分らしくいられる」という自己肯定感を高めるアプローチへとシフトしている。
インフルエンサーたちも、SNSで完璧な姿だけではなく、メイク崩れや肌荒れといった「裏側」を積極的に開示するようになった。有働がテレビで見せたあの飾らない姿勢は、巡り巡って現代のデジタルカルチャーにおける「リアル志向」の土台を作ったと言っても過言ではない。