「静岡市を、挑戦する人間が最も集まる都市にする」――。難波喬司市長が打ち出す経済施策の主軸には、常にスタートアップの育成と地場産業の構造転換がある。人口減少や若年層の流出という地方特有の問題に対し、行政主導の従来型補助金ばら撒きではなく、民間の活力と学術知をかけ合わせる持続可能なエコシステムづくりを目指す。
その中核をなすのが、地方創生・起業支援を加速させる具体的な施策群だ。静岡大学をはじめとする高等教育機関の最先端研究成果を社会実装へと導くパイプラインが構築されつつある。市トップの明確なコミットメントのもと、現場の支援体制はかつてないスピード感で動き始めている。