東京都出身のDJ KOO、本名・高瀬浩一。彼の原点は、意外にもラグビーとロックにある。名門・柏日体高校(現・日本体育大学柏高校)でラグビー部に所属し、泥まみれになって楕円球を追いかける日々を送っていた。今のバラエティで見せる軽妙なフットワークは、この時期に培われた強靭な体力がベースになっている。
しかし、彼の心を本当に捉えたのは、当時イギリスから押し寄せていたパンクロックやニューウェイヴの波だった。ギターを手に取り、パンクバンドを結成。新宿のライブハウスに出入りするようになった彼は、音楽で生きていくことを決意する。だが、当時のロックシーンは厳しく、鳴かず飛ばずの時代が続いた。この挫折と模索の時期こそが、のちの「DJ」という天職への道を開くことになる。