どれほど仕事で成果を上げ、周囲から称賛されても、「どうせ自分なんて」「運が良かっただけ」と素直に受け取ることができない。心理学でいう「インポスター症候群」に近い状態が恒常化している。
さらに深刻なのは、順調で幸せな状況になればなるほど「近いうちに恐ろしいことが起きるのではないか」という予感に怯える点だ。親からの慢性的な否定や裏切りを経験してきたため、「安心感」そのものを危険信号として脳が認識してしまうのだ。
自分を大切に扱う感覚(セルフコンパッション)が欠如しているため、自ら幸せを壊すような選択を無意識にしてしまうこともある。