一般的に「社会保険」と呼ばれる制度は、主に健康保険と厚生年金保険の2つを指します(広義には雇用保険や労災保険も含みます)。正社員やフルタイム勤務者の場合、原則として入社と同時に加入手続きが行われますが、短時間労働者の場合は労働時間や勤務日数に応じた明確な基準が設けられています。
法律上の大原則となっているのが「4分の3基準」です。正社員の所定労働時間および所定労働日数の4分の3以上働いているパート・アルバイトは、企業規模を問わずすべて厚生年金加入要件および健康保険の加入対象となります。例えば、正社員が週40時間勤務の職場であれば、週30時間以上働く短時間労働者は無条件で社会保険に加入しなければなりません。
この4分の3基準に満たない場合であっても、国が推進する社会保険適用拡大の施策により、一定の要件を満たすことで加入義務が生じるルールへと変更されています。