ヘンリーネックを着たとき、どこか「肌着っぽさ」や「野暮ったさ」が漂ってしまう原因は、サイズ選びと胸元の開き具合にある。タイトすぎるサイズは過度な生々しさを生み、逆にだらしなく伸び切った首元は生活感を感じさせてしまう。大人の品格を保つカギは、適度なゆとりを持たせたリラックスシルエットと、ボタンの開け閉めによる立体感のコントロールだ。
王道のアメカジスタイルを大人っぽく仕上げるなら、ボトムスとのバランスが重要になる。色落ちした太めのデニムに合わせるのではなく、センタープレスが入ったスラックスや、テーパードの効いたチノパンツをコーディネート。ボタンは上部を1つだけ外し、鎖骨がわずかにのぞく程度にとどめることで、首元に美しいVラインが生まれ、顔まわりがすっきりと引き締まった印象になる。