原作者自身が監督を務めた劇場版アニメーション『THE FIRST SLAM DUNK』において、三井寿の描かれ方はさらに深化を遂げた。最新の3DCG技術と手書きアニメーションの融合により、山王工業戦における彼のハーフラインからのシュートフォームや、体力を使い果たしながらも打ち続ける執念が息を呑むリアリティで表現されている。
映画内でも回想シーンとして切り取られたロン毛時代の姿は、かつての暗闇とコート上での輝きとの対比をよりいっそう際立たせる。東映アニメーションの手による圧倒的な映像クオリティは、三井という人間が背負う影の深さを強調し、世界の観客に深い感銘を与えた。