ファストファッションの価格すら上昇を続ける2026年、若者たちの消費行動は完全にシフトした。給与が上がらない一方で、原材料費や物流コストの波は容赦なくアパレル業界を直撃している。こうした経済的背景の中で、リユース品を選ぶことはもはや「妥協」ではなく「賢い生存戦略」なのだ。
取材中に出会った20代の大学生は、「新品のコートを1着買う予算があれば、ここで全身のコーディネートが3パターンは揃う。しかも誰とも被らない」と語ってくれた。安さだけではない。他人と違う個性を表現したいという自己表現の欲求が、このメガストアの広大な売り場と見事に合致している。