Q1:変動金利が上昇して返済がきついのですが、今から固定金利に切り替えるべきですか?
A1:慌てて固定金利へ切り替えるのは慎重になるべきです。固定金利は市場金利の上昇を先取りしてすでに高めの水準に設定されており、今から切り替えると即座に月々の返済額が跳ね上がり、家計が破綻する危険性があります。まずは現在の契約内容にある「5年ルール・125%ルール」の適用有無を確認し、家計の固定費削減と予備資金の積み増しを最優先してください。
Q2:手取り月収30万円で4000万円のローンは無謀でしょうか?
A2:単独の手取り月収30万円で4000万円の借入は、極めて危険な危険水域です。金利1%の場合でも返済額は約11万3000円となり、手取りの約38%を占めます。維持費や税金を足せば実質負担率は約45%に達し、貯蓄はおろか冠婚葬祭や医療費などの突発的な出費に対応できません。借入額の減額、頭金の増額、あるいは物件価格の見直しを強く推奨します。
Q3:どうしても返済が厳しくなった場合、自宅を手放すしか方法はありませんか?
A3:自宅の任意売却は最終手段の一つですが、その前に取れる選択肢があります。借入先銀行への相談による「返済期間の延長」や「一定期間の利息のみ支払い」といった条件変更、保険や通信費をはじめとする固定費の徹底的な見直し、さらに住宅ローン控除の還付金を生活費に回さず繰り上げ用にプールするなどの防衛策があります。不動産相場が高い現在のうちに、自宅の正確な査定額を把握し、売却によって残債を完済できるか確認しておくことも重要です。