『スクール☆ウォーズ』を世に送り出したのは、TBSテレビと大映テレビの黄金タッグだ。当時、大映テレビが手がける作品群は、大げさなほどのナレーションと畳みかけるような怒涛のストーリー展開でテレビドラマ業界に旋風を巻き起こしていた。
特に『スクール☆ウォーズ』における大映テレビの演出アプローチは秀逸を極めた。絶望からの逆転、登場人物たちの激突、そして涙の抱擁――最も感情が高まるクライマックスで流れる「ヒーロー」は、演出の要として緻密に計算されていた。「主題歌がドラマの視聴率と感動を爆発的に跳ね上げる」という手法を決定づけた歴史的瞬間でもある。