過密なスケジュールと絶え間ないスポットライトの裏で、彼女の心身は限界に達していた。メニエール病や自律神経の乱れなど、深刻な体調不良に見舞われたことが大きな転機となる。カメラの前で明るく振る舞い続けることへの葛藤や、ネット上での誹謗中傷に晒される日々が、彼女の体をじわじわと蝕んでいったのだ。
「このままでは自分を壊してしまう」という切実な危機感が、芸能活動のセーブという大きな決断へと突き動かした。テレビのレギュラー番組を辞退し、大手事務所から独立。与えられたシナリオ通りに動くタレントではなく、自分自身の心身の健康と主導権を取り戻すための、切実かつ前向きな撤退劇だった。