集英社の『週刊少年ジャンプ』で脚光を浴び、その後講談社の『週刊現代』や『ヤングマガジン』など、時代の最前線を走るメジャー誌で連載を重ねてきたキャリアは、日本の漫画業界の拡大期と完全に同期している。少年誌から青年誌、一般誌へと表現の幅を広げながら、常に第一線でヒット作を生み出し続けることができたクリエイターは決して多くない。
そして現在、これらの名作群はデジタルネイティブな時代において新たな脚光を浴びている。ABEMAをはじめとする動画配信プラットフォームでのドラマ版配信をきっかけに、原作マンガへと流れる若年層が急増。時代や媒体が変わっても色あせないストーリーの骨格と強烈なキャラクター造形が、新しい世代の心をも掴んで離さない。