国民的ヒット作となったドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で見せた、温かく包み込むような父親役の記憶も新しい。不器用ながらも深い愛情で家族を見守るその姿は、多くの視聴者の心に安らぎを与え、彼の好感度と親しみやすさを決定づけた。
対照的に、超大作映画『キングダム』で見せた圧巻の武将としての佇まいは、観る者を圧倒するスケール感に満ちていた。大地を揺るがすような咆哮と静かな覚悟を秘めた眼差しは、スクリーン狭しと暴れ回る。日常の温もりを描くホームドラマから壮大な歴史スペクタクルまで、作品のスケールに応じて自在にその輪郭を変えられる柔軟性こそが彼の真骨頂だ。