かつては近所の子どもたちが野球をして遊んでいた静かな通り。それが今や、スマートフォンのカメラを向けた人々が行き交う場所に変わってしまった。世界中から注目を浴びる大谷選手だからこそ、そのルーツを一目見たいというファンの心理は理解できなくもない。だが、一般の民家である実家を無断で撮影し、ネットに投稿する行為は明らかに一線を越えている。
「最初は数人のファンが静かに写真を撮る程度だった」と近隣に住む70代の男性は語る。「しかし、最近は車のエンジンをかけたまま長時間停車したり、敷地内を覗き込もうとする人までいる。これでは安心して暮らせない」。