盗撮問題の解決には、警察や裁判所といった刑事司法・防犯セクターの強硬な対応だけでなく、メディアや技術企業の知見も不可欠である。現代のデジタルジャーナリズム・報道産業は、単に事件を報じるだけでなく、アルゴリズムの盲点やプラットフォーム側の管理責任を追及する役割を果たしている。
報道機関による継続的な検証と、治安当局による技術導入が相互に影響し合うことで、社会全体の防犯インフラが底上げされつつある。産官学およびメディアが手を取り合い、最新のデジタル技術を犯罪の防止策へと転換していく試みが、いま英国全土で実験的に進められている。