出口の見えない下積み生活が続いていた波瑠に、決定的な転機が訪れたのは2012年、20歳のときでした。『Seventeen』を卒業し、集英社のファッション誌『non-no(ノンノ)』の専属モデルへ移籍したタイミングです。
この移籍にあたり、当時の編集長から「他のモデルと同じようなロングヘアでは埋もれてしまう。ショートカットにしてみないか」と強い提案を受けました。それまで長年守り続けていたロングヘアをばっさりと切り落とし、襟足をすっきりとさせたショートボブへと大胆なイメージチェンジを敢行します。
この決断が、彼女のキャリアを劇的に好転させました。持ち前のシャープなフェイスラインと澄んだ瞳が際立ち、洗練された都会的な存在感を発揮し始めます。ショートヘアにした直後からモデルとしての誌面露出が跳ね上がっただけでなく、映像関係者の目にも留まるようになり、CMやドラマのオファーが急増することとなりました。