水野真紀さんの夫である後藤田正純(ごとうだ まさずみ)氏は、日本の政界において極めて知名度の高い政治家の一人です。慶應義塾大学法学部を卒業後、三菱商事での勤務を経て政界へ転身し、2000年の衆議院議員総選挙で初当選を果たしました。その後、衆議院議員を連続8期務め、内閣府副大臣などの要職を歴任した輝かしいキャリアを誇ります。
後藤田氏を語る上で欠かせないのが、その華麗なる家系図です。大叔父には「カミソリ後藤田」の異名を取り、中曽根内閣で官房長官や副総理を務めた昭和・平成政界の重鎮、後藤田正晴氏がいます。まさに日本を代表する政治エリートの血統を受け継ぐ存在として、若手時代から将来のリーダー候補と目されていました。
2人の馴れ初めは、芸能人と政治家の典型的な政財界ルートとは少し異なります。もともと大学時代に共通の知人を介して知り合っており、長年友人関係を続けていました。互いに社会人としてキャリアを重ね、30代に入った2000年代初頭に本格的な交際へと発展。2004年3月に結婚披露宴を執り行い、「大物女優とプリンス政治家のゴールイン」としてメディアを席巻しました。当時、後藤田氏が語った「政治家の妻として縛り付けるのではなく、一人の表現者としての活動を尊重したい」というスタンスは、当時としては先進的な結婚観として注目を集めました。