番組の代名詞とも言える『おどるポンポコリン』は、音楽業界に激震走るほどの衝撃をもたらした。B.B.クイーンズが歌うキャッチーなメロディと、一度聴いたら忘れられないシュールな歌詞は、子供から大人まで一瞬で虜にした。オリコンチャートを駆け上がり、第32回日本レコード大賞を受賞するという快挙を成し遂げたことは、今なお語り継がれる伝説だ。
ナンセンスでありながらどこか温かい独特のフレーズは、従来のキッズソングの枠組みを完全に破壊した。タワシや近所の犬といった身近な日常の風景とナンセンスな言葉遊びが同居する世界観は、お茶の間に強烈なインパクトを残し、社会現象として日本中を巻き込んでいったのである。