桐野夏生は作家活動と並行し、2026年より第18代日本ペンクラブ会長を務めています。女性として史上初となる就任以来、表現の自由の擁護や平和への提言など、言論界のリーダーとして毅然とした発信を続けてきました。
激動する国際情勢やAI技術の急速な台頭、言論の分断が進む現代において、作家たちの表現環境を守るためのシンポジウム開催や声明発表を積極的にリードしています。
作家としての創作意欲も衰えを知りません。近年もディストピア小説『日没』や長編小説『真珠とダイヤモンド』など意欲作を相次いで発表。文芸誌への精力的な連載や新刊の刊行が続いており、つねに時代の一歩先を捉える独自の視座は、同業者や批評家からも熱烈なリスペクトを集めています。