忍野八海の全域をスムーズに楽しむためには、位置関係と見どころの把握が欠かせません。エリアの大半は徒歩圏内に密集していますが、最大の広さを誇る「出口池」だけは中心部から約1キロメートルほど離れています。
最も賑わいを見せるのが、湧水量が毎秒約2.2立方メートルと豊富な「湧池(わくいけ)」です。透明度が高く、水底の溶岩樹型まで見渡せる神秘的な美しさで、忍野八海の代表格とされています。池のすぐ近くには逆さ富士が映り込む「鏡池」や、かつて注ぎ口の形がお釜に似ていたことから名付けられた「お釜池」など、個性豊かな池が点在しています。
観光の所要時間は、中心部の7つの池(湧池、濁池、鏡池、菖蒲池、銚子池、お釜池、榛の木林資料館内の底抜池)を巡るショートコースであれば約60分。少し離れた出口池まで含めてじっくり散策する場合は、約90分から120分を見込んでおくと、写真撮影やお土産選びも含めてゆったり過ごせます。