国内にとどまらず、Netflixをはじめとするストリーミングサービスを通じて世界中に配信されたことで、本作の評価はグローバルな文化現象へと拡大した。
海外の視聴者やメディアの反応は一様に驚愕に満ちていた。絵柄の可愛らしさから予想される子供向けの冒険譚という予備知識は、物語が進むにつれて即座に覆される。過酷な拷問的描写に対する衝撃と同時に、その奥底にある「人間性の尊厳」や「愛と犠牲」の深遠な探求に強い賞賛が集まった。
単なるショッキングな残虐描写であれば、グローバルな視聴者の批判に晒されて消えていただろう。しかし、作家の個人的なフェティシズムが「世界の法則」として完璧に構築されているからこそ、国境や文化を超えた視聴者の胸を打ち、カルト的な熱狂を生み出しているのだ。