文部科学省が実施した調査によれば、通常学級に在籍する小中学生のうち、発達上の支援を必要とする児童生徒の割合は年々増加傾向にある。かつて大きな話題を呼んだNHKスペシャル「発達障害とされる子どもたち」でも描き出されたように、学校現場における一斉指導の限界と、居場所を失う子供たちの現状は深刻さを増すばかりだ。
こうした中、一般社団法人日本発達障害ネットワークなどの専門機関も、早期からの適切な環境調整の重要性を訴えている。家庭内での生活指導に限界を感じている保護者にとって、規則正しい食事や睡眠、スマホ依存からの脱却を伴う全寮制の生活は、崩れた生活リズムを整える強力な選択肢として捉えられている。